健康福祉政策情報No.81

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震災後の福島をふりかえり，こころの健康を考える
～「あいまいな喪失」について～

渡部　育子 （ふくしま心のケアセンター）

　東日本大震災から6年が過ぎた福島で被災者のメンタルヘルスに係わる仕事についてから４年になります．復興が進む一面もありますが，未だに動き出せない住民もいます．政策学会では，流動的な福島の状況を伝える場を毎年準備していただき感謝しています．
　今回は，やどかり研究所報告・交流集会（３月11日）でも福島の今を報告することができました．
　その中で，「あいまいな喪失」について紹介したところ，参加者から関心が高かったため，今回「こころの居場所」を考えながら福島の現状の一端を伝えたいと思います．

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