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健康福祉政策情報No.51
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トピックス
東日本大震災支援から見えたこと
秋元 健策(中野区社会福祉協議会 事務局次長)
佐谷けい子(コミュニティーアドバイザー)
はじめに
中野区は都会の真ん中,新宿の高層ビル群が区内のどこからも望める,人口約31万人の若者が多い街である.20~30歳代が占める割合は47%,その居住年月は10年未満と流動人口が多い地域である.
また,ワンルームマンションが多く,夜寝るだけに部屋に戻るだけという勤労者・学生・一人暮らしの高齢者など,地域との関わりが希薄な方が多いのも特徴である.
これは中野区だけでなく隣接する他区も同じ状況のようだ.
区内外の若者達の多くが今回の東日本大震災支援を契機に,今までの生活のあり方を見つめ直し,考えているさまざまな声を聞くことができた.そうした生の声を紹介し,何かが変わろうとしている事を伝えたい.
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