第20 回日本健康福祉政策学会学術大会 in 埼玉
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第20回学術大会のお知らせ
申込締切を延長10 月31 日(月)まで.
※当日参加も受け付けております.
※当日参加も受け付けております.
大会テーマ いのちの種(たね)を明日につなぐ ~ほっこりと共に育つ~
※ 左上にリンクされているPDFファイルと同じものです.FAXを送信できない方は,学会事務局(TEL: 048-680-1891)までお問い合わせください.
大会長 増田 一世(公益社団法人やどかりの里常務理事)
記念講演 内山 節(哲学者)
特別講演 斎藤なを子(社会福祉法人鴻沼福祉会常務理事)
開催日 2016 年11 月12 日(土)~ 13 日(日)会 場 大宮ソニックシティ 市民ホール・9階会議室
第20 回という節目の学術大会を埼玉で開催します.当学会は,研究者と実践者・住民の協働を大切にし,住民と共に現場にある知恵を国や自治体の政策に反映しよ
うと考えてきました.一方,私たちが暮らす社会は,経済至上主義がはびこり,競
争中心の社会は,私たちの暮らしにさまざまな影響を及ぼしています.じわじわと
社会保障が後退する中で,改めてどんな社会を創り合っていくのか,どんな地域に
したいのか,2 日間を通して考えていきたいと思います.
大会テーマにある「いのちの種」は,やどかりの里が新たに取り組み始めた自然 栽培(無農薬・無肥料・無除草剤)の種どりの話から,収量を上げるための一代限 りの「種」ではなく,次につながる「種」の大切さを考えようというメッセージが 込められています.
そして,昨年の福幸志縁ふくしまセミナーからバトンを受け取り,福島の抱える 困難を今を生きる1人1人の課題として考えたいと思います.やどかりの里のメン バー(精神障害のある人)や家族がたどってきた道のり,精神障害を体験し,回復 の道のりの中で気づいたことも,これからを考える大事な知恵となることと思いま す.
記念講演には,内山節さんをお迎えします.1970 年代から東京と群馬県上野村を 往復しながら,日本の自然に根ざした日本独自の哲学を平易な言葉で紡ぎ出されて います.いのちの種を未来につなぐために私たちは何を考え,行動していくのか, 考える機会になればと願っています.
大会テーマにある「いのちの種」は,やどかりの里が新たに取り組み始めた自然 栽培(無農薬・無肥料・無除草剤)の種どりの話から,収量を上げるための一代限 りの「種」ではなく,次につながる「種」の大切さを考えようというメッセージが 込められています.
そして,昨年の福幸志縁ふくしまセミナーからバトンを受け取り,福島の抱える 困難を今を生きる1人1人の課題として考えたいと思います.やどかりの里のメン バー(精神障害のある人)や家族がたどってきた道のり,精神障害を体験し,回復 の道のりの中で気づいたことも,これからを考える大事な知恵となることと思いま す.
記念講演には,内山節さんをお迎えします.1970 年代から東京と群馬県上野村を 往復しながら,日本の自然に根ざした日本独自の哲学を平易な言葉で紡ぎ出されて います.いのちの種を未来につなぐために私たちは何を考え,行動していくのか, 考える機会になればと願っています.
2016 年9月 大会長 増田 一世
プログラム
9:00~ 9:30 | 受付 |
9:30~10:00 | 総会 |
10:00~10:10 | 開会式 |
10:10~10:30 | 基調報告 政策学会の20年から見えてきたこと 増田 一世(やどかりの里) 福島からの学び やどかりの里の実践を踏まえて |
10:30~11:30 | リレートーク 福島・やどかりの里(障害),いのちを見つめて 福島からのメッセージ 渡部 育子(ふくしま心のケアセンター) やどかりの里からのメッセージ 堤 若菜(やどかりの里) いのちの種からのメッセージ 宗野 政美(やどかりの里) |
11:30~12:00 | 公開討論1 リレートークを受けて考えること 松田 正己(東京家政学院大学)岩隈 道洋(杏林大学) 増田 一世(やどかりの里) |
12:00~13:00 | 昼休み(各委員会を開催します) |
13:00~14:20 | 記念講演 私たちの生きる社会 改めて共同体的な関係を考える(仮) 内山 節(哲学者) |
14:30~15:15 | 壁新聞発表 |
15:30~17:00 | ワークショップ・しゃべり場(模擬市民会議) |
17:30~ | 懇親会(パレスホテル大宮) |
9:30~11:00 | ワークショップ |
11:15~12:00 | 特別講演 障害のある人と切り拓いてきたこと 斎藤なを子(鴻沼福祉会常務理事) |
12:00~13:00 | 昼休み(12:00 ~ 12:15 歌体操のデモンストレーションがあります) |
13:00~14:50 | 公開討論2 いのちの種を明日へつなぐ 岩永 俊博(健康なまちづくり支援ネットワーク) 加藤 康士(やどかりの里・メンバー) 橋本由利子(福島・NPO法人コーヒータイム) 浅見 典子(やどかりの里・職員) 塩飽 邦憲(島根大学名誉教授) 進行:反町 吉秀(国立精神・神経医療研究センター自殺総合対策推進センター地域連携推進室) 大澤 美紀(やどかりの里) |
14:50~15:00 | 閉会式 |
会場案内図
JR・東武野田線 大宮駅西口 歩行者デッキにて直結,徒歩約3分です
エクスカーションのご案内
11月11日(金)13:30~ 先着20 名まで
11月11日(金)13:30~ 先着20 名まで
やどかりの里の歴史をたどりつつ“今”の活動を見ていただきます.やどかりの里は,精神障害のある人たちの回復する力を信じ,地域生活の環境を整えてきました.いのちや暮らしが豊かになる地域づくりをすすめ,新たに農と食でつながる活動が始まっています.大会テーマ「いのちの種を明日へつなぐ」を感じる時間にしたいと思います.ぜひご参加ください.
- JR 大宮駅コンコースの豆の木 集合(13:30)(参加者には改めてご案内します)
車でやどかりの里の各所を見ていただきます. - 「やどかりの里の歴史に触れる 今を知る」(サポートステーションやどかり)
やどかりの里の歴史と概要,精神障害者の地域生活支援 - 「見沼の地域を感じる」 見沼田んぼとビル群など地域の風景に触れていただきます.
- 「いのちの種を味わう」(やどかり情報館)
ティータイム.明石誠一さん(明石農園)から種のお話をしていただきます. - 大宮駅前 会場のソニックシティ前で解散(17:00 頃予定)