第13回日本健康福祉政策学会学術大会 Kochi2009 ~共に一歩を踏みだせる 人づくり・まちづくり~
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●ワークショップⅠのご案内 10月31日(日) 15:00~17:20

1)今一度考えよう「つなぐ」ことの意味 ~精神障害者の地域支援の本音を語る~
 精神障害者が地域で生活することを支援するときに、どう支援をつないでいけばいいのか困ったり、悩んだりすることはありませんか。逆に意外な人達の協力や住民からのあたたかい支えに障害者や支援者が嬉しくなるような展開を感じたことはありませんか。「つなぐ」こと「つながること」の本当の意味を探りながら、精神障害者支援について一緒に考えてみませんか。
【論 点】
■支援を「つなぐ」ことの意味とは
■支援者が「つながること」の本当の意味とは
■支援の展開に結びつく具体的な実践方法とは
【出演者】
■話題提供者:練馬区障害者地域生活支援センター  所長  林 優子 氏
■話題提供者:医療法人 同仁会 海星病院(出雲市)  看護部長  金山 千夜子 氏
■話題提供者:調整中
■コーディネーター:高知県精神保健福祉センター  所長  山崎 正雄 氏
2)まちの元気があてら(私達)の元気 ~大好きなあてら(私達)のまちで暮らし続けるために~
 「歳をとっても、障がいを持っても、大好きなまちで暮らし続けたい。」この願いをかなえるために、今、私にできることは何でしょう。
 思いが集まり、やがて人と人がつながって、「まち」が元気になっていく。
 思いを持った人同士、ともに一歩を踏み出しませんか。
 元気な「まち」のために今できること、これからしなければならないことをそれぞれの立場で考えます。
【論 点】
■《あてらの住みたい「まち」のために》「まち」への思い、それぞれの立場で何ができるかを語り合います
■《さらに元気な「まち」をめざして》「次世代への橋渡し」「さらに活動を進化させていくために」など、あらたなる課題への挑戦を考えます
【出演者】
■事例報告:東京都 中野区社会福祉協議会 コミュニティアドバイザー  佐谷けい子氏
■事例報告:山形県 (調整中)
■事例報告:高知県 アテラーノ旭  代表 山中雅子(のりこ) 氏
■事例報告:くぼかわボランティア連絡協議会(四万十町)
■コーディネーター:ヘルスプロモーション研究センター 研究員 渡辺 志保 氏
■コーディネーター:高知県須崎福祉保健所地域支援室  チーフ 酒井 美枝 氏

3)介護予防で地域がかわる ~いきいき百歳体操がなぜ高齢者に受け入れられたのか~
 住民主体の介護予防活動、いきいき百歳体操は高知市から発進し、全国に広がってきています。いきいき百歳体操は口腔機能向上の取り組みや地域特性に応じた茶話会、サロン等、様々な活動へと発展し、地域での介護予防の拠点となっています。
 今回のワークショップでは、なぜいきいき百歳体操は地域に受け入れられるのか、戦略と展開方法を明確にし、これからの高齢社会での地域づくりのあり方を見つけ出していきたいと思います。

【論点】
■地域づくりの視点をもった介護予防の展開方法とは
【出演者】
■事例報告:高知市 いきいき百歳サポーターまたはお世話役
■事例報告:岡山県津山市役所 健康増進課 作業療法士 安本 勝博 氏
■事例報告:調整中
■コーディネーター:兵庫県淡路県民局洲本健康福祉事務所(洲本保健所)所長 柳 尚夫 氏
4)その人らしい生活を支えるための在宅ケア
~最期まで住み慣れた地域で過ごすための医療・介護を考える~
 がんや難病等の病気や障害のために医療機器を装着し、多くの医療支援が必要な状態で自宅療養を選択する人々が増えています。たとえ独り暮らしであっても、自宅で最後まで暮らすことを選択した人々は、医療・介護関係者の支援だけではなく隣人や地域のさまざまなつながりと支援を求めているのではないでしょうか?在宅死や看取りについて地域住民と支援者でディスカッションしましょう。 
【論点】
■ターミナルの在宅療養者の在宅生活を支援するネットワークとは?
■専門職や住民等が在宅死に対するイメージを語り合い、お互いの役割を知る
【出演者】
■座長 南国中央病院  副院長 宮本 寛 氏
■話題提供者 あおぞら診療所高知潮江  所長 和田 忠志 氏
■話題提供者 白十字訪問看護ステーション市ヶ谷(東京都)所長 佐々木絵美 氏
5)子育て支援のまちづくり ~母子保健活動からみえてくるものを手がかりに~
 核家族が増え,血縁や地域のつながりが希薄になり,子育ての孤立化が課題となっています。その背景要因としては,物理的な環境だけでなく,人との「関係性の喪失」があるように感じます。妊娠期~早期乳児期におけるポピュレーションアプローチからみえてくるものから,現在のお母さん世代を理解し,お母さんが地域や関係機関とつながることを支援するためには何が必要であるかを考えます。
【論点】
■赤ちゃん訪問からみえてくるお母さんの傾向とは
■母子をエンパワメントすることの意味
■かかわり・つながり・ささえあう環境づくりとは
【出演者】
■話題提供者:高知市保健所 健康づくり課   保健師 北村 朋子 氏
■話題提供者:高知県四万十市役所 保健介護課  保健師  安岡 稚奈 氏
■話題提供者:調整中
■コーディネーター:大分県福祉保健部健康対策課 課長  藤内 修二 氏
■コーディネーター:(交渉中)
■コーディネーター:高知女子大学 看護学部教授  時長 美希 氏